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TEAM KTOUCH PORSCHE 2014 Round 3 モービル1チャレンジ in 富士スピードウェイ


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5/3 強風ですが快晴です!5/3 予選前の腹ごしらえ5/3 パドックにレースクィーン
5/3 いざ予選へ出陣5/3 エクセレンス号とメカニック5/3 ブライト号とメカニック
5/4 決勝前のパドック5/4 GW中5万7千人の大観衆5/4 スタート前のブライト号
5/4 スタート前のエクセレンス号5/4 富士メインスタンド前5/4 第3戦 ポディウム上の小河選手
5/4 決勝後の山野選手5/4 小河選手3位表彰5/4 第3戦 ポスターにサイン

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PCCJ 2014 Round 3 モービル1チャレンジ in 富士スピードウェイ
5月3日~4日
PCCJ 2014 第3戦 モービル1チャレンジ in 富士スピードウェイKTOUCH PORSCHE通信 第3戦レポート► PDFで読む

富士スピードウェイ。おそらくPCCJドライバーズの多くが最も多く走行をしているであろうサーキット。
国内屈指の高速サーキットは走る側にとっても観戦する側にとっても楽しみが多く、6月の第5戦まで続く富士での3連戦は混戦が予想されると共に、今季のシリーズランキングにも響く注目の大会。
開幕2戦目にして早くも1・2FINISHを実現したTEAM KTOUCH PORSCHEはレースに先駆けて5月1日より富士に乗り込みテストを開始した。
メカニックを乗せたサービスカーが世田谷工場を出発したのは朝6時前。
チーム代表も皆の出陣を早朝から見送った。
現地に到着した我々を待っていたのは2台のカップカーだけでは無く、そこには、GARMIN PORSCHEの元嶋選手やSKY Racingの近藤選手の姿もあった。
やはりどのチームもこの富士での3連戦に向けて気合い十分な様子。

前日の夜まで激しい雨が降り続いていた事もあり、山野は午前の走行を見送るが、小河は1本でも多く走行したいと朝からコースに走りだした。
金曜日にあったPCCJの専有走行は2本だったが、山野はこれとは別にスポーツ走行を走る事を選択した。
木曜日・金曜日と丸2日をかけて、ありとあらゆるセッティングを試す事が出来、テストの内容は充実したものになったが、タイムに繋がるセッティングを見つけ出せぬままTEAMは土曜日の予選を迎える事になった。
 5月3日の富士は快晴、朝から雄大な富士山の姿がクッキリと青空に映えていた。
これまでは予選コースインの順番が決まっていなかった為、予選時間が近づくにつれパドックでは目に見えぬバトルが沸沸と始まっていたのだが、今回からは出走順が前日の専有走行の総合順位順となり、勝負の開始はコース上となった。
1番手にSKYレーシング近藤、2番手にGARMIN PORSCHEの元嶋、次いで小河が3番手、山野が4番手でコースイン。
注目の若手3選手が好タイムを重ねる中、山野のタイムは思う様な伸びを見せないまま、コース上でストップした車輛が出たことにより計測開始からわずか10分で赤旗が提示される。
当然ながら再スタートに備えほとんどのドライバーが新品タイヤに履き替えその時を待つが、無情にも「予選終了」のアナウンス。
我々の計測は4周、アタックはたったの2周に終わった。

前日の専有走行時よりタイムが上がっていた小河は、再スタート出来なかった事での不完全燃焼感に悔しさを隠しきれずに居たが、「90点以上の走りが出来たのに5番目だったね」と言う山野はいつも以上に言葉数も少なく、パドックに戻るとすぐさまパソコンに向かい、データの分析を始めた。
一方で小河はパドック内を所狭しと動き回り、ミシュランタイヤの担当者を初め、多くのドライバーやメカニック達と会話を交わし情報収集に励んでいた。
2人が集めた情報を元にチームは翌日の決勝に向けたミーティングを行い、メカニックはただちにドライバーの要望に合わせその時に出来る最善のセッティング変更を行った。
翌日曜日、早朝からサーキットには沢山の応援団が駆けつけていた。
ゴールデンウィーク真っ只中かつスーパーGT開催という事もあり、この日の観客動員数は5万7千人を記録。
快晴の空の下暑く、熱い戦いが繰り広げられる事となった。

11時55分15台のマシンにて予選がスタート。
スタート直後の1コーナーにて2番グリッド元嶋がポールスタート近藤を刺したと思った瞬間、その後方で3台によるクラッシュが発生。
なんとスタートラインのすぐ先で2台の車輛が止まってしまいそのままリタイア。
レッドシグナル消灯からわずか数秒後にも関わらず、SC(セーフティカー)サインが提示された。
本来、この合図によりドライバーは走行速度を落とすことを求められ、合図が提示されてからセーフティカーが先導している間、競技車両は先行車がトラブルでスローダウンした場合などのやむをえない場合を除き、一切の追い越しが禁止されているのだが、TEAM KTOUCH PORSCHEの2台はそれぞれこのサイン提示後にオーバーテイク(追い越し)を受ける。
SCランが続く3周の間にこれら2台の車輛に対しペナルティが課される事も無いままレースは4周目に再開され、残り時間は15分を切っていた。

TOP争いを展開するSKYレーシングとGARMIN PORSCHEに追いつく為に、Excellence号山野もBright号小河もオーバーテイクを見せるが、その間にも残り時間は刻一刻と減っていた。
最後の数周は山野と小河が激しく争う展開となるも、前の2台に追いつく事ができぬままスタートから30分を迎えチェッカーとなり、小河は3位山野は4位でのフィニッシュ。
山野は2012年参戦以来初、入賞を逃す結果となった。

今回のレースはいつにも増して、予選でも決勝でも「クラッシュさえなけえば…」と思わずにはいられない展開ではあったが、TEAMとしての反省は予選までの間にセッティングを煮詰められなかったこと。決勝では予選タイムを上回るタイムを出す事が出来、次へ向けた改善点を多く見つけられた事だけが明るいニュースとなった。
次戦の富士は2レースが開催となる上、PCCAが初めての日本開催(PCCJと同時開催)される他、両ドライバー共に86/BRZレースとのダブルエントリーとなる等盛り沢山な週末。

今回のリベンジを果たすべくチームは既に次戦に向け始動している。

詳しくはPCCJ OFFICIALページより
► ポルシェジャパン公式ページ 第3戦 予選レポート
► ポルシェジャパン公式ページ 第3戦 決勝レポート


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